吾輩は

いっつも気持ちよさそうに出窓で丸くなっているんだけれど、この日は最高潮だったようでこのありさまだった。


太陽光を吸収したねこはそのものの体温と相まってやさしさの塊みたいになる。ので、触れてみようとすれば気まぐれに逃げたり腕にじゃれついて甘噛みしたり、時たまガチで外敵を殺さんばかりに後ろ脚キックをかましてきたりする。


やさしさとかって案外そういうもんだよなと思いながらやっぱりそのぬくさが忘れられなくて同じことを繰り返すのが人間という生き物なのだからおそらくやっぱりその日1番のひだまりを探せる分、おねこ様の方が数段賢い。

ぼくからおてがみ

やまもとあきら 短歌と写真とわたし

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