ぼくら振り向かない


振り向かないようなそういう気持ちで走れたら走り続けられるとしたらどんなに良いかと常々思う。けれど多分振り向かないでいることは退化でもあって、振り向かないでいることは得られない物も多くて、けれど振り向いてばかりいると振り向かずにゆき続けることはできない。できないというかできなくなる。


生きているとバランスを失う。失わないような人もいる。失わないような人にだけ与えられた権利というものは確実にあってそれを羨んで生きていくのが哀れでみじめだと思うのなら失いながら進むしかないのだろうなあとか思ったりして、悔しい。


考えすぎだけどね、こんなんね。


こころだけでもらくでありたい

ぼくからおてがみ

やまもとあきら 短歌と写真とわたし

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