Coaltar Of The Deepersというバンドの「Swimmers」という曲を使った動画がyoutubeにあってあまりにもそれが良すぎて一時期そればかり深夜に聴いていた。
深夜の首都高速道路っていうのはすごく特殊な切実さがあると思う。
そしてその切実さとこの「Swimmers」という曲の合致が異様に生きている実感をもたらしてくれる気がしている。
深夜人間たちが寝ている時間のビル群のきらびやかさや首都高速やらなんやらやは、人間がどんなにがんばっても生きているということについて非常に勝てないような強さで訴えかけてくる。そうして人間である我々はどう生きるにも自由があり、そしてどこにでもどうにでもなんにでもいけるんだと思わせておいて、本当に唐突にすぎるほどいきなり行き場所も行き着く先もおまえら人間にはありえないのだという事実を突きつけてくる。
いきなりすぎてどうしてなんでどうなってんのと思ってみてもそういう場所なのだろうね。逃げられやしないし。
それでもずるいのは執着のような執念のようななにかが渦巻いているからなのか生きたいと願い思いあがいてしまうがために、ばかのように繰り返し映像を見てしまう。
深夜2時くらいにSwimmers自体を聴くのもいいけど映像と一緒にぜひご覧ください。
動画自体はもともと別の方が撮ったもののようで、それに合わせたものらしく、なにか問題があれば動画は消すのでご一報いただきたいです。ただ、すごく良きものなのでぜひ。
ちなみに、Swimmersの入ったCDは唯一いまだに市場でも多分手に入るかiTunesなら確実に聞けるのでお気に召されればよいなとおもう。ナラサキライブやんねえかなあ~。
0コメント